タクシー運転手になりたいお客様をお乗せしながら考えたこと

今日は、タクシー運転手になりたいというお客様をお乗せしました。
女性で、20代後半くらいの方でした。
スマートでお嬢様風の雰囲気のお客様だったので、正直驚きました。
女性でも運転手は出来るのか?というのが一番の疑問点だったようです。

私はこのお客様のお話を伺いながら、ふと自分の小さかった頃のことを思い出していました…。
もう何十年も前のことです。
私は体の弱い子供で、その日の朝は高い熱を出していました。
私はもう熱が出ることには慣れてしまっていましたが、母はとても心配顔でした。
病院に行かなければなりませんが、遠いのでとても歩いていける距離ではありませんでした。
母はどこかに電話をかけ、私は温かい服を着せられました。
そしてしばらく玄関に座っていたら、外で車のエンジン音がしました。
うちの前にはタクシーが来ていて、乗ってみると女性の運転手さんだったのです。
長い髪を後ろで束ねて帽子をかぶり、白い手袋で颯爽とハンドルを握る後ろ姿に、私は朦朧としながらもとても感動した記憶があります。
女性のタクシー運転手は、ほとんどいない時代だったこともありますが、体調の悪い時に運転手さんが女性であることが、子供心にもの凄く安心感を感じたものです。
これは母も同じ思いだったようです。
「優しい運転だけど、病院に着くのも速かったわ!」と心配りと運転の腕と両方に母は感心していたものです。

この話を簡単に今日のお客様にもお話しました。
お客様は、女性運転手のタクシーには乗車されたことがないとのことでした。
確かに、タクシー運転手は男性がほとんどと言ってもよいくらいです。
しかし、うちの会社でも数名の女性運転手がいます。
直接の面識はありませんが、30才くらいと、50才くらいの女性がいます。
どちらかが前は塾で先生をしていたと聞きました。
そう言うと、お客様の顔が満面の笑み…という感じになりました。

もう一つ、タクシー運転手になりたい方が男女を問わず心配されるのが、道を覚えられないということです。
これは自分も同感でしたし、実は今でもまだまだ不安なことがよくあるのです。
しかし、昔と違って今はカーナビがあります。
住所を入れればだいたいは大丈夫だと思っています。
もちろん全てをカーナビに任せるわけにも行きませんから、所々のポイントをしっかり覚えることも大事です。
そういうことも、先輩から教えてもらえるので、大丈夫だと思います…とお話ししました。

今後どうされるのか分かりませんが、安全運転と心遣いの出来る方には、どんどん活躍してもらいたいと思っています。

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